06 ・ ブランドと言葉
ブランド方針
事業や活動が誰に何を届けるのかを言葉にし、文章と見た目で一貫して表すための方針を決めるガイドです。本人の構想を聞くところから、方向の違う案を比べ、方針案を具体的な制作物で試して正式に採用するまでを扱います。
- 決めること
- 対象者、提供する価値とその根拠、言葉遣い、デザインのルール、避けたい誤解
- 主な成果
- 制作物を作る人が判断に使える方針の文書と、その方針を当てはめた小さな制作例
- 前後のガイド
- 採用した方針を使って、名前やコピーはネーミング・コピー、告知や広告の画像はキービジュアル・広告・SNS画像のガイドで作ります。
ブランド方針の工程と判断
概要
ブランド方針は、個々の制作物より前に置く判断の基準です。名前やコピー、画像、印刷物を作る人が迷ったときに、この方針ならどちらを選ぶかを答えられる状態を目指します。そのため、形容詞を並べた文書で終えず、対象者、提供する価値とその根拠、言葉遣い、デザインのルール、避けたい誤解までを方針案にまとめ、実際の制作物に当てはめて使えると確かめてから正式に採用します。
AIは、聞き取りの記録の整理、特徴の言い換え、方向の違う案や試しの制作例の作成を担えます。画像の案を作るのは、画像生成やデザインツールを使って結果を確かめられる環境がある場合で、ない場合は人やデザイナーが作ります。ブランドの方向を選ぶことと、方針を正式に採用することは、事業に責任を持つ人が判断します。本人とは別に採用を決める人がいる場合は、最初にその人を確かめます。
向いている場面
- 新しい事業や商品を始めるにあたり、言葉と見た目の基準がまだないとき
- 制作物ごとに言葉遣いや色が違い、どれに合わせればよいかを判断できないとき
- 制作を複数の人やAIに分けるため、共通の判断基準を文書にしたいとき
このガイドで扱わないこと
- 特定の場所に置く名前やコピー。ネーミング・コピーのガイドで扱います。
- 告知や広告の完成画像。キービジュアル・広告・SNS画像のガイドで扱います。
- 印刷での色の再現。印刷物・グッズのガイドの校正で確かめます。
着手時にそろえる材料
- 事業の目的と実現したい状態
- 方針の良し悪しを判断する基準になります。本人や採用を決める人から聞き取ります。
- 届けたい相手
- その人が今どんな場面で困り、代わりに何を選んでいるかまで確かめます。
- 提供するものと価値の根拠
- 価値の主張を言い過ぎにしないため、裏づけとなる事実を集めます。
- 今の表現
- ロゴ、写真、Web、店頭、文章など。残すものと変えるものを判断する材料です。
- 関係者の考え
- 意見が分かれている点を早く知るために聞きます。採用を決める人とは分けて扱います。
- 競合や参考ブランドの資料
- 違いを確かめる比較の材料として使います。調べた時点と範囲も記録します。
隣接するガイドとの違い
このガイドが決めるのは、すべての制作物に共通する基準です。特定の場所に置く名前や見出しの言葉はネーミング・コピー、告知や広告の画像はキービジュアル・広告・SNS画像のガイドで決めます。方針を正式に採用したら、方針の文書と制作例を持って、それぞれのガイドの工程01へ進みます。
| ガイド | 決めること | 主な成果 | 開く段階 |
|---|---|---|---|
| 06 ブランド方針 | 対象者、提供する価値と根拠、言葉遣い、デザインのルール | ブランド方針と、方針を試した制作例 | 表現の基準がまだないとき、最初に |
| 07 ネーミング・コピー | 名前やコピーの文言、意図、使う場面、変えない表現 | 採用した文言と、その意図の記録 | 方針があり、掲載先と読む人が決まったとき |
| 08 キービジュアル・広告・SNS画像 | 構図、文字の優先順位、サイズごとの変更点 | 媒体とサイズごとの完成画像 | 使うコピーと正式な素材がそろったとき |
全体の流れと分担
工程は01から05へ進みます。工程03で採用を決める人が方向を選び、工程05で方針案を制作物で試してから正式に採用します。工程01の対話を続けている間に、競合や参考ブランドの調査を別の担当に分けて進められ、その結果は工程02で特徴を言葉にする材料になります。工程05で方針案の記述が曖昧だと分かれば工程04へ、方向そのものが構想に合わなければ工程03へ戻ります。工程03でどの案も特徴を表せなければ工程02へ戻ります。
工程ごとの分担
| 担い手 | 01構想を聞く | 02特徴 | 03方向を比べる | 04方針案 | 05制作物で試す |
|---|---|---|---|---|---|
| 人 | 判断:構想を話し、記録が自分の考えと合うか確かめる | 判断:事実に合う特徴を残し、言葉を直す | 判断:方向を選ぶ | 判断:方針案を確かめ、試用版として進める | 判断:制作例を見て、方針を正式に採用する |
| AI | 問いを用意し、記録を本人の言葉・事実・解釈に分ける | 特徴の候補を根拠つきで出す | 方向の違う案を作る。画像は環境があれば作る | 方針案の下書きと、守った例・外れた例を作る | 方針案だけを見て制作例を作り、迷いを記録する |
| デザイナー | なし | なし | 担当している場合、見た目の案を具体化する | 色、書体、ロゴの使い方の値を試用の値として決める | なし |
| 別の担当 | 競合と参考ブランドを調べる(対話と並行) | なし | なし | なし | なし |
迷ったときの参照先
手元の状況に近いものから、該当する節を開いてください。
015工程のうち1
実現したいことを聞く
本人が何を実現したいのか、何を変えたくないのかを聞き取り、方針を評価する基準として記録します。
考え方
ブランド方針の作り直しは、最初の目的が曖昧なまま案を作り始めたときに起きやすくなります。案を見てから違和感を覚えても、何と比べて違うのかが記録されていなければ、直す方向を決められません。最初の聞き取りでは、本人が実現したい状態、届けたい相手、変えたくないもの、避けたい見られ方を、本人の言葉で残します。
「温かい」「上質」のような言葉は、人によって指すものが違います。本人が挙げた具体的な場面や、好きな店と苦手な店の例を一緒に記録すると、後の工程で言葉の意味を確かめられます。AIが要約した言葉は、本人が読んで認めるまで本人の考えとして扱いません。
推奨と理由
本人の言葉と、AIの言い換えを分けて記録する
理由言い換えが本人の言葉として残ると、工程02以降で本人が言っていない価値が方針に入ります。採用前に本人が確かめられるよう、出どころを分けておきます。
変えたくないものと、避けたい見られ方も聞く
理由実現したいことだけを聞くと、案の幅が広がりすぎます。変えないものと避けたい見られ方は、工程03で案を比べるときの除外条件になります。
採用を決める人と、意見を聞く関係者を分けて確かめる
理由関係者の意見をすべて方針に入れると、特徴の薄い方針になります。誰の意見を判断材料にし、誰が採用を決めるかを先に分けます。
次へ進む目安
- 本人が記録を読み、自分の考えとして違和感がないと言える
- 実現したい状態、届けたい相手、変えたくないもの、避けたい見られ方が、それぞれ具体例とともに書かれている
- 採用を決める人が明らかになっている
具体例
定期便を始める焙煎所
説明のための架空の例です。小さな焙煎所が、コーヒー豆の定期便を始めるのに合わせて、店の言葉と見た目を整える場面を想定します。以降の工程でも同じ例を使います。ネーミング・コピー、キービジュアル・広告・SNS画像、印刷物・グッズ、イラスト・画像素材のガイドの具体例も、同じ焙煎所の続きです。
- 聞き取りの場面
- 店主は定期便を始めるにあたり「豆の良さが伝わる店にしたい」と話した。
- 本人の言葉
- 「焙煎の理由を話せる店でいたい」「詳しくない人に気後れさせたくない」「高い店だと思われるのは困る」
- 事実
- 常連の多くは、店頭で店主の説明を聞いて豆を選んでいる。定期便では、その説明が客に届かない。
- AIの解釈
- 定期便でも、店頭の説明に当たる情報を届けたいのではないか。本人に確かめる点として記録し、店主が認めた。
- 採用を決める人
- 店主。一緒に働くパートナーの意見は判断材料として聞く。
025工程のうち2
ブランドの特徴を言葉にする
聞き取りと事実から、このブランドが誰に、何を、どのような根拠で届けるのかを短い文にします。
考え方
特徴の言葉は、制作物を作る人が判断に使えるかで良し悪しが決まります。「誠実」「こだわり」のような言葉は多くのブランドに当てはまるため、二つの案のどちらを選ぶかを決められません。特徴は、対象者、提供する価値、その根拠をそろえた文で書き、裏づけとなる事実と対応させます。
競合や参考ブランドの資料は、違いを確かめるために使います。近くの競合が同じ特徴を掲げていれば、その特徴は区別の手がかりになりません。AIに競合を調べさせる場合も、工程01と並行して別の担当が調べた結果を受け取る場合も、調べた資料の時点と範囲を記録し、確かめられなかった点を推測で埋めないようにします。
推奨と理由
特徴ごとに、それを裏づける事実を一つ以上対応させる
理由根拠のない特徴は、コピーや画像にしたときに言い過ぎになります。対応する事実がない特徴は、目標として分けて書くか、外します。
特徴の言葉を、具体的な制作の二択に当てはめて試す
理由「この特徴ならSNSの写真に作業風景を多く載せるか」のように問うと、判断に使えない言葉が見つかります。答えが出ない言葉は書き直します。
次へ進む目安
- 各特徴に、根拠となる事実が対応している
- 近い競合と同じ言葉だけで終わっていない
- 各特徴から、制作物の二択に答えを出せる
具体例
定期便を始める焙煎所
- AIの候補
- 「焙煎の理由が分かる」「初めての人を置いていかない」「手間を誇らない」の三つを、聞き取りの言葉と対応させて提案した。「上質」「職人」は、避けたい「高い店」の見られ方に近いため外す案を添えた。
- 根拠
- 毎回の豆に焙煎の意図を書いた札を付けている。初めての客には試飲を勧めている。
- 人の判断
- 三つを残した。「手間を誇らない」は意味が取りにくいため、「手間は説明より結果で見せる」に直した。
- 二択の試し
- SNSに焙煎機の作業風景を多く載せるかを問うと、「手間は結果で見せる」から、作業風景より飲む場面と豆の説明を優先するという答えが出た。
035工程のうち3
方向の違う案を比べる
同じ特徴を、言葉と見た目で異なる方向に表した案を並べ、どの方向で方針案をまとめるかを選びます。
考え方
案を比べる目的は、方向の違いを判断できるようにすることです。似た案を並べると、好みの細部で選ぶことになります。先に、違いを生む軸を二つほど決めます。言葉遣いの距離感、色の温度、情報の密度などが軸の例です。そのうえで、軸の上で離れた位置に案を置きます。
この段階の見た目の案は、方向を伝えるための見本です。生成した画像やモックアップを仕上がりの品質として扱わず、ロゴや書体の値は工程04で試用の値として決め、工程05で正式に確定します。デザイナーが関わる案件では、AIが作った見本をどう扱うかを担当と合意してから進めます。
判断の材料と合否
- 判断すること
- どの方向で方針案をまとめるか
- 材料
- 方向ごとの案(言い回しの例、色と書体の組み合わせ、写真やイラストの扱い)、各案に添えた特徴の表れ方と起こりうる誤解、案を一つの制作物に当てはめた見本
- 合格の条件
- 選ぶ方向が工程02の特徴をすべて保ち、工程01の避けたい見られ方に当たらない。選ばなかった方向との違いを、軸の言葉で説明できる
- 満たさないとき
- どの案も特徴を表せなければ工程02へ戻り、特徴の言葉を直します。避けたい見られ方を避けられる案がなければ、軸を変えて案を作り直します。
推奨と理由
案を作る前に、違いを生む軸を決める
理由軸があると、選ばなかった案が何を表していたかが記録に残り、後で方向を見直すときの手がかりになります。
各案に、特徴の表れ方と起こりうる誤解を添える
理由見た目の印象だけで選ぶと、避けたい見られ方に近い案を選ぶことがあります。誤解の可能性を並べて読むと、判断の材料がそろいます。
選ぶ前に、案を一つの制作物に当てはめる
理由色や書体の見本だけでは、文章と組み合わせたときの印象が分かりません。名刺や告知画像のような一つの用途に置くと、方向の違いが具体的になります。
次へ進む目安
- 案ごとに、特徴の表れ方と誤解の可能性が書かれている
- 選んだ方向と選ばなかった方向の違いを、軸の言葉で説明できる
- 採用を決める人が方向を選んでいる
具体例
定期便を始める焙煎所
- 軸
- 言葉の距離感(説明的から会話的)と、見た目の密度(簡素から豊か)。
- 案A
- 説明的で簡素。白地に細い線、焙煎度を数値で示す。「焙煎の理由が分かる」は表れるが、「高い店」に見える可能性がある。
- 案B
- 会話的で豊か。手描きの文字と暖色。初めての人には近づきやすいが、焙煎の理由が伝わりにくい。
- 案C
- 会話的で簡素。便せんのような余白に、店主の手紙に近い言葉を置く。豆の情報は表にして正確に示す。
- 人の判断
- 店主が案Cを選んだ。定期便で店頭の説明に当たるものを届けられ、避けたい「高い店」の見られ方からも離れているため。
045工程のうち4
言葉とデザインの方針案をまとめる
選んだ方向を、制作物を作る人が判断に使えるルールにまとめ、工程05で試す方針案にします。
考え方
方針案の文書には、対象者、提供する価値とその根拠、言葉遣い、デザインのルール、避けたい誤解を書きます。各ルールには、守った例と外れた例を一組ずつ添えます。例があると、文書を初めて読む人も境界がどこにあるかを判断できます。この段階の文書は試用版です。工程05で制作物に当てはめて確かめるまでは、名前やコピー、画像の正式な制作には使いません。
色や書体を値で決める場合は、その値を管理する場所を一つに決めます。文書に書いた色の値と、デザインツールや印刷の指定がずれると、制作物ごとに色が変わります。値はロゴなどの素材と同じ場所で管理し、文書からはその場所を参照します。工程05で正式に採用したときに、試用の値を正式な値として確定します。デザインツールのファイルに直接書き込むには、そのファイルへの接続と編集権限が必要です。
推奨と理由
言葉遣いのルールは、使う言い方と避ける言い方の対で示す
理由「親しみやすく」とだけ書くと、くだけすぎた文も許されます。対にすると、ネーミング・コピーのガイドでコピーを書く人が判断に使えます。
試用中の方針案と、選ばなかった方向の案を分けて保存する
理由工程03の案が方針案と同じ場所に残ると、後から読む人が選ばれなかった案を使います。選ばなかった案には理由を書いて別の場所に置き、方針案には試用版であることを書きます。
次へ進む目安
- 各ルールに、守った例と外れた例がある
- 色、書体、ロゴの値と素材の置き場所が決まっている
- 方針案に試用版であることと版の番号が書かれ、採用を決める人が工程05へ進めることを確かめている
具体例
定期便を始める焙煎所
- 言葉遣い
- 使う言い方は「今月は浅めに焼きました。果物のような酸味が出ています」。避ける言い方は「至高の一杯をお届けします」。
- デザインのルール
- 余白を多くとる。豆の情報(産地、焙煎度、味の特徴)は表にしてそろえる。手書き風の文字は店主の一言にだけ使う。
- 避けたい誤解
- 高級で敷居が高い店に見えること。手作りだから品質にばらつきがあると思われること。
- 色の管理
- デザイナーが試用の値として決めた色を、ロゴと同じ共有フォルダの指定書に置き、方針案からは指定書を参照する。指定書にも試用版と書いた。
055工程のうち5
具体的な制作物で試す
方針案の文書だけを手がかりに小さな制作物を作り、制作の判断に使えると確かめてから、方針を正式に採用します。
考え方
方針の不足は、読んだときより使ったときに見つかります。この工程では、方針案の文書だけを渡して制作例を作り、制作の途中で何に迷ったかを記録します。迷いが方針案の記述で解決できなかった箇所が、書き直す対象です。
ここで作ったコピーや画像は、方針案を試すための材料です。ネーミング・コピーやキービジュアル・広告・SNS画像のガイドで正式に作るものの下書きとして扱い、そのまま公開物にしません。正式に採用したら、試用版の表示を外し、採用日と版を方針の文書と色の指定書の両方に記録します。次のガイドへ進むときは、方針の文書に加えて、制作例と迷いの記録も渡します。
判断の材料と合否
- 判断すること
- 方針案を正式に採用し、個々の制作物の制作へ進めるか
- 材料
- 方針案の文書、方針案だけから作った二種類以上の制作例、制作中に迷った箇所の記録
- 合格の条件
- 制作例が方針案と本人の構想に合い、制作中の迷いを方針案の記述で解決できた。解決できなかった迷いは方針案に反映済みである
- 満たさないとき
- 言葉が曖昧で制作できなければ工程04へ、特徴そのものが判断に使えなければ工程02へ、方向が構想に合わなければ工程03へ戻ります。直した方針案は、もう一度制作例で試してから採用します。
推奨と理由
作り手が方針案の文書だけを見て作る条件で試す
理由聞き取りの経緯を知っている人が作ると、文書に書かれていない理解で迷いを補ってしまいます。文書だけで判断できるかを確かめるため、参照する資料を限ります。
種類の違う制作物で試す
理由言葉のルールの不足はコピーで、色や余白のルールの不足は画像で見つかります。一種類だけでは、方針案の一部しか試せません。
次へ進む目安
- 二種類以上の制作例で、方針案から答えを出せた
- 迷った箇所が方針案に反映されている
- 本人が制作例を見て、自分の構想が表れていると言える
- 採用を決める人が方針を正式に採用し、採用日と版が記録されている
具体例
定期便を始める焙煎所
- 制作例
- ショップカードの一文、定期便の開始を知らせるSNS画像の見本、Webの見出し。
- 迷った箇所
- 画像の見本で「余白を多くとる」に従った結果、写真が暗く寂しい印象になった。方針案には写真の明るさの記述がなかった。
- 戻り先と修正
- 工程04へ戻り、「写真は自然光で明るく撮る。余白は写真の外にとる」を加えた。言葉遣いのルールは迷わずに使えた。
- 人の判断
- 修正版で作り直した見本を店主が確かめ、方針を正式に採用した。採用日と版を方針の文書と色の指定書に記録し、試用版の表示を外した。方針の文書と制作例を持って、ネーミング・コピーのガイドの工程01へ進む。
成果を渡す先
正式に採用した方針は、個々の制作物を作るガイドの材料になります。方針の文書に加えて、工程05の制作例と迷いの記録を渡すと、受け取った側が方針の境界を推測で補わずに済みます。
| 渡す先 | 渡すもの | 渡す時点 |
|---|---|---|
| ネーミング・コピー 工程01 | 言葉遣いのルール、避けたい誤解、工程05の制作例 | 方針を正式に採用し、特定の場所に置く名前や見出しを決めるとき |
| キービジュアル・広告・SNS画像 工程01 | デザインのルール、正式な値と素材の置き場所 | 方針を使って告知や広告の画像を作るとき |
| 印刷物・グッズ 工程01 | 色の正式な指定と素材。印刷で再現できるかは、印刷物・グッズのガイドの工程04で確かめる | 方針の色やロゴを印刷物で使うとき |
| Web・LP | 対象者、提供する価値、言葉遣いとデザインのルール | 方針をWebのページ全体に当てはめるとき |
このガイドへ戻るとき
ネーミング・コピーのガイドで、比べる基準に使える言葉遣いのルールが方針にないと分かったとき、印刷物・グッズのガイドの校正で、色が方針の範囲に収まらず色の指定そのものを見直すとき、イラスト・画像素材のガイドで、画風の要素を決める基準が方針にないときは、このガイドの工程04へ戻って方針の記述を補います。補った方針は、工程05と同じく制作例で試してから版を更新します。